君と僕と幼女(Ⅱ)
 
犯罪者になるつもりは毛頭ないというのだ。ベーシストよ、変態であれ!
 


ストラドレイター?

はい。

昨日久しぶりにCDを焼こうと思ったのだけれど、何回やっても上手くいかない。
今の時代、HDDが以前より圧倒的に安くなったとはいえ、それでもROMにデータをバックアップすることは大切。HDDの容量が増えた分だけ、個人で扱うことのできるファイルサイズも増大している。したがって以前のようにCD-Rに焼くのでは、全然容量が足りないことになるわけで。

もうDVD-Rが普及しており、これで4.7GBと容量はCDの7倍弱とはいえ大きいHDDに入っているデータを入れるのにはかなり選定しなければならず、かといってブルーレイはドライブが高いため、現状では普及しておらず。

ブルーレイもあと10年すれば確実に普及するのだろうけど、10年後にはまた別の規格が出来、HDD容量や個々のファイルサイズも大きくなり、それらをバックアップしたければ選定しなければブルーレイでも納まらず…
といった、一種のイタチごっこなわけだ。

HDDは性質として5年経つ頃にはかなり劣化が進み、徐々にデータが消えてゆくもので、そして物理的にファイルを配置するために、利用にも速度が遅い。だからそのうちはHDDではなくSSDや、もっとそれに替わる何かが現れるだろう。


で、僕はファイルをCD-Rにバックアップ取ろうと思って6枚くらい駄目にしている。
これくらいで凹むなんてのはバカみたいだから凹んでないけれども、なんていうか、負けた気がする。

僕は一市民だから、コピーガードやプロテクトに挑もうなんて考えないし、やったところで無理なのは明白だから、そういうのは負けた気にはならない。

けれど、「出来るはずのこと」が出来ないってのは、なんだか負けた気がする。
ファイルを普通にCD-Rに焼くのは僕のPCでも可能だし、空のCDだってあるし、他にも問題ないけれど、でも出来ない。「出来るはずのこと」が出来ない。

皆が出来ていることが出来ないってのは、周りからすれば「出来るはずのこと」だけれど、出来ない人にとってはは出来ないものは出来ないのだ。
出来ないかやらないかは、また別の話だけれど。

でも、いままでCD焼いたりってのは出来てたんだよな…

テストだって、黒点ばかりとっている人には赤点を取る理由が分からないだろう。テストについては、負けた気がするっていうより勝てない気がする。何か大きな壁、文字通り越えられない壁が僕に立ちはだかってて、僕はそれを見上げているだけで首が痛くなってしまう。

でもその壁は見越し入道のようなもので、落ち着いて目線を下げてゆけば超えられるものなのかもしれない。
落ち着いて、落ち着いて。

いきなり何の知識もないままに壁があらわれても、気が動転して何もできない。知識がなければ、壁を越えられない。
つまりは、「見越す知識」を身につけなければならない。そうして見越す知識をつけることで、落ち着いて壁を越えてゆけるようになる。

落ち着くこと。そして、見越す知識をつけること。

これが、壁を越えてゆく方法だ。
これだけが方法ではなくて、例えば、大きな壁をつたって行ったら、ドアがあって向こう側に行けた、なんてのも結果的には同じこと。ただ次の壁にもドアがあるとは限らないけれど。


人間の脳は10TBだと云われている。
一昔前では考えられなかったが、今ならこの10TBという数値も、現実的でさえある。大企業でなくても、10TBのHDDを持っている個人だって少なくないだろう。

しかし、この10TBはバックアップできない。しかもHDDよりも情報保持能力が弱いから、すぐにデータが消えることもあれば、逆に100年経ってもデータが消えないことだってある。

同じ人間である以上10TBに多少の差はあれど、基本的には10TBだ(プロセッサが違うかもしれないけど)。だからあとは如何に10TBを活かすかで、まぁとどのつまり、勉強しろということである。



勉強、だね。
勉強、課題、勉強、課題…

何のために生きてるのかって聞かれたら、目下、勉強と課題をギリギリこなす為と答えてしまうかも。
でも最近はご存じやる気もなく、課題もせず、勉強もせず。

勉強と課題の為に生きてるのだったら、勉強と課題をしていない僕は生きてる意味がないことになる。
たとえ他の何かの為に生きているとしても、今の僕はやる気がないから、生きている意味がないことになる。

けれども学生とは、そうあるべきなわけで。

たしかに、たしかに僕は履き違えていたのかも知れない。
あらゆる娯楽の中に、一つだけ勉強という嫌なものがあるのではない。逆だ。
学生という身分の中で、本来は勉強こそがすべてのその中で、僕は息抜きに少しばかりの娯楽を楽しむことを許されているのだ。

遊びの中の勉強。
勉強の中の遊び。

僕が思う以上に、その意味はかけ離れていた。
逆にいえば、これを体現している者こそが学生なわけで。


目下、学生になることが目標です。

ではまた。



2009年9月26日(土)22:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

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