君と僕と幼女(Ⅱ)
 
犯罪者になるつもりは毛頭ないというのだ。ベーシストよ、変態であれ!
 


そこで考え出したのは、道化でした。

はい。


本日は特に予定も無かったから、昨日に行きそびれた本屋にいって立ち読みをしていたら、本当に色んな本が読みたくて、欲しくなって、しかし僕は、生憎と財布には千円しか入れてこなかったから、新本を買うなら二冊が関の山だろうと先の自分を恨みつつ後悔しながら、じゃあ次に買うべき本を選びつつ今買うべき二冊を選ぶ作業に没頭していると、不意に朝と昼の飯を抜いたことが思い出されて腹が鳴り、それでも買い食いしては二冊を買えなくなるから我慢をし、前々から言っていた通り最近は太宰治が読みたくて、昨日も古本屋に行ったけれど、先に書いたように探す間もなく閉店の音楽が鳴り、逃げるように立ち去ろうと思うと太宰を見つけ、人間失格が二百円でお古にしては高いからと諦めて、今日改めて新本で太宰を買い(カバーが強烈なピンク色で、読んでいると裾から見えて目障りなことったら)、その日には読了して酷く気に入り、カバーの強烈なピンクがこの本を主張し、これすらも酷く気に入り、読んでいては遠野物語を読みたくなり、欲しい本は増え、読む時間は減り、だからといって図書館で借りるのは僕は好きじゃないから買い、買っては積まれ
、それを見ては満足気に笑い、焦燥に駆られ、そうして生きることが非道く幸せで、



2009年9月20日(日)23:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 携帯より | 管理

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