君と僕と幼女(Ⅱ)
 
犯罪者になるつもりは毛頭ないというのだ。ベーシストよ、変態であれ!
 


死神が降りてくる

はい。

部屋がお寒うございます。気温は11度。ストーブなど点けたそばから冷気にやられ、みるみる元に戻ってしまいます。とはいえ11度以下にはならないようなので、凍るような自体にはならないのではありますが。
それもまだこの季節だからで、もっと寒くなれば気温も下がり続けるのでありましょう。

僕の床は窓際にありまして、ひどい冷気が降りてくるわけでございます。
その冷気の冷たいことといえば、朝起きる頃には屍人の如き顔の体温。顔だけは出さずに寝られないものですから、朝起きては屍人の出来上がり、という寸法です。

ストーブの力が弱いわけではありません。
気温設定して、その気温以下になると自動で点火するガスストーブですが、暖かくなればなるほど冷気は降りてくる。
一時的にストーブの設定した気温になっても、3分と経たないうちに気温が下がってまた点火、また点火、となってはまったく落ち着きがない。

落ち着きが無くては五月蝿いし、そもそも焼け石に水のようなもので、ストーブがどれほど暖めようとも外の気温が暖まるわけでもない限り、部屋は寒いのです。

ストーブも、その近辺はなんとも温いのではありますが、対角に存在する机の付近は、体感温度が2、3度低く思える。
机自体は温まりにくいから、極度に冷たい。

だから寝ている間などは、ストーブなどは完全に無駄、無駄以外の何者でもないわけですから、寒くても布団に丸まっているわけです。

部屋が温まれば暖まるほどに冷気が強烈になってくるのでは、結局部屋を温めない方がむしろ好いのかも知れません。


ところで雪女などは遠野物語によれば、翁は氷の息吹で殺してしまい、若い樵は殺さずに「他言無用」と言い残し去るが、のちにお雪となって若い樵の前に現れて結婚する。して、お雪の誘導尋問に乗ってしまう若い樵は、先日翁が雪女に殺されたことを話してしまう。

普通のお話では、雪女が「話してしまったのですね」といって若い樵を殺すのだと思いますが、こちらでは、お雪は唯去ってしまうのみなのです。


まぁ本来、そうでなくてはこの話は伝承される筈がないのですけれど。


さて本日はなんと6つ程もの夢を見ました。いずれも現代でないようだと記憶しておりますが、朝起きる頃には内容までは忘れてしまいました。

ひとつ夢見るごとに目が覚めて、ふたつ見ては目が覚める。まるで映画のようだと独り言ちたわけですが、久しぶりに夢をみたと思ったら怒涛のごとくやって来る。

楽しいのは存分に構わないけれど、こうも数が多くては休めた気などするものではないですね。

そんな訳かどうかは知りませんが、日中も眠いです。
帰宅して昼寝すると、気がつけば夜の10時半。
その間にも夢をみる。

日中の夢に於きましては、現実世界で起こった内容。いや、現実でも起きてなど居ないのですが、とにかく、すくなくとも現代の現在に極近い出来事ではあります。
夜半の夢に於きましては、今より幾分古い、いや相当古い時代が背景でございます。

僕の好きな江戸以前のお話だと思うのですが、強い憧憬がそうさせるのでしょうか。6つの夢、その何れもが、お侍が闊歩する時代だったと思います。


夢などは、実に夢がある。しかしながら、その実を知れば途端に面白みが無くなってしまう。
夢は脳が見せる幻だということを忘れてはいけない。


胡蝶之夢とは言いますが、見事なまでに6つ総てが遠い昔の話、いや単にそういう想像なのですが、何気に稀有な体験をしたのかも知れませんね。


物事も、二度までは偶然なれど、三度は必然なりけり。

それが四度、五度、六度ともなれば、これは何かあるに違いない・・・と考えてみるのが、じつは一番夢のある話というわけでして。


お後がよろしいようで。

ではまた。



2009年12月9日(水)23:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

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