Line6 AM4 and POD |
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| はい。 今日のお話は久しぶりに機材の話でございます。
今の足元には含まれておりませんが、昔使っていたエフェクターを紹介いたします。 Line6 AM4という機種です。今は使っている人はあまり居ないでしょうね。
Line6といえばいまやPODシリーズで有名になっていますが、ほんの数年前までは割と地味なメーカーだったと思います。昔からデジタルモデリングを手がけていました。
そしてこのAM4には兄弟機種がいます。 LINE6のサイトを見ていただけると分かりますが、DL4、AM4、MM4、DM4、FM4の5機種です。JM4はちょっと別です。
これら「Stompbox」シリーズは、ギター雑誌なんかを読んでいると割と登場回数が多いです。 いま試しにテキトーに本棚からGIGSを取り出してみると・・・ありました。2007年5月号RADWIMPSの人もDL4を使っています。 テキトーに取り出した1冊に含まれるくらい、メジャーなStompboxシリーズです。
しかしAM4はちょっと違います。 AM4はアンプモデラーなので、金を持ってて自由に機材をセットできるプロは、お気に入りのホンモノのアンプを鳴らした方が早いんですね。
ここでアンプモデラーの解説。 アンプにはそれぞれ音や鳴り方に特徴がありますが、それらを再現するのがアンプモデラーです。 エフェクターとの違いは、アンプモデラーには「基となる音」があることです。 つまり、もしホンモノのアンプを持ってたら必要ないんですね。
アンプシミュレーターとの違いも、やはり「基」があることです。 アンシミュは「現在の構成をアンプで鳴らした音をマイクで録音する環境を再現する」ことを目的としているのに対して、モデラーは「アンプの音を再現する」ことが目的です。 つまり「環境」か「そのもの」かです。
アンシミュも爆音でマイク録音できる環境があれば必要のないものですが、多くの人はそんな環境持ち合わせていません。 従って通常はライン録音となるわけですが、ライン録音とアンプ・マイク録音では全く音が違うわけです。
「ライン録音にもかかわらず、アンプ・マイク録りのように見せかける」のがアンシミュということです。
PODシリーズが爆発的ヒットとなったのは、「アンプモデラー+アンシミュ」という、録音環境の自己完結が出来てしまうからなのです。 その他にもエフェクターを内臓してたりするので、ホントに「これ一台」で、まるで高級な機材で録音したかのような音になってしまうわけです。
で、AM4は流れで言えばPODの前のモデルとなるわけですが、AM4にはアンシミュの機能はついていないため、アンプで鳴らすのが前提です。ライブ用といえばいいのでしょうか。(PODもライブで使えるけど)
Stompboxシリーズは高額(4.2万円)なのですが、色々あって僕の手元にあります。 AM4を真空管アンプで鳴らした時の音は、確かに良い。細かいセッティングも出来るし、痒いところに手が届く感じ。 しかしトランジスタ・アンプでは、いかにもデジタル臭がするというか、音がカタいような感じで、とても使う気にはなれませんね。
最近はギターの音を録るということも増えたのですが、小さいアンプをマイクで録っても迫力とか音圧なんかまるっきりないし、ライン録音なんてのは論外にしかなりません。 そのためのオーディオインターフェイスなのですが、これを通したから音が良くなるという代物などではないのですよ(音が悪くなるのを防ぐ)。
やはり宅録(というのは大げさだけど)でギターを録るなら、選択肢としてはライン録音しかない訳で。
そうなると やっぱり欲しい PODかな (ろりつね心の一句)
とはいうものの、何を買っていいのか分からない。 リンクさせていただいている、かわせみはるかさんのブログでは凄くいいタイミングでTipというか、正しい使い方を紹介されております。
DAWと連携することも出来るなら録音環境は常に再現できるわけで、正直、これがあればギター録音の悩みはすべて解消されるといってもいいと思います。
ただ僕が懸念していることがいくつかあります。 一つは値段。安いPODでは1万円を切る価格から販売されておりますが、いくつかグレードがあり、Pocket POD Express、Pocket POD、POD 2.0、POD XT、POD X3、POD X3 Pro、などなど。さらにライブ用なども含めると、非常に種類が多い。
ハイエンドのX3は値段的(定価6.5万円、実売4.7万円)に除外かな。しかしこれ1台でホントに自己完結出来てしまうのは大きな魅力ではある(といってもそんなに録音しないんだけどね)。 XTは定価5.8万円、実売3.5万円。これならX3の方が最新・高性能だから却下。っていか古いようで販売してないところが多い。 2.0は実売2.5万といったところ。これなら手が届きそうだけれど。 Pocket PODは1.5万円程度で、リーズナブル。 Pocket POD Expressは1万切るけど、液晶がなく、アンプの数も少ない。これは玩具ですね。まぁそれならそれでもいいと思いますが。
さて、これらで気になるのが、「どの機種でどのようなことが出来るのか」ということです。 今のところX3が最新機種な訳ですが、それらがXTや2.0、あるいはPocketとどう違うのか。どれほど差があるのか。或はないのか。
ちなみにAM4には以下のアンプがモデリングされています。 '61 Fender Champ '53 Fender Deluxe '59 Fender Bassman '64 Fender Deluxe Reverb '65 Fender Twin Reverb '60 Vox AC-15 '67 Vox AC-30 TB '00 Budda Twinmaster '96 Matchless '65 Marshall JTM-45 '68 Marshall Plexi 50 '87 Marshall JCM-800 '95 Soldano SLO 100 Mesa/Boogi Dual Rectifier Line 6 Original×2
なかなか面白いですよ。 またこれ使ってみるかなあ。
でも録音にはやっぱり・・・ね。 いつか調べて纏めてみるかな。
ではまた。
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2010年11月6日(土)20:41 | トラックバック(0) | コメント(4) | 音談義 | 管理
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1: 対応機種
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| POD Farmのプラグインは次の機種で対応しています。
POD X3/POD X3 Live/POD X3 Pro/PODxt/PODxt Live/PODxt Pro
Pocketと Expressは対応していません。
音はいいですけどね。
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by かわちぇみ はるか | HP | 2010年11月6日(土)22:05
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2: Pocketががが
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| Pocketは対応してないのですね・・・ さらに迷ってしまいます。
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by ろぃつね | 2010年11月7日(日)22:37
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3: だがPocketはいい!!
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| パソコンを持っているならPocketはいいです。
ここで、いろんなミュージシャンの音色が探せて、 http://jp.line6.com/customtone/
たくさんの音色がポケットに持ち運べます。
値段を超越した価値があります。
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by きゅわせみ はるか | HP | 2010年11月8日(月)03:37
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4: きゅわせみ はちょっと無理がw
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| もはや買わない理由はないかも知れませんね 揺れてるならなおさら・・・
しかしオーバードライブも欲しかったりするんですよねぇ。 揺れております。
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by りょりつね | 2010年11月9日(火)01:32
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