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| はい。
気が付くと一日が終わっていて更新したくてもできないという言い訳を述べてみたりします。
「アレについて書こうかなあ」などと思っていても、もうその日の夜になると忘れてますよね。もう忘れました。
というわけで書くことがありません。
というわけでバイクの話。
今、中国とかで自動車産業が盛んです。
でもバイク産業は相変わらずですよね。中国で本格的にバイクを作っているメーカーは僕は知りません。
韓国自動車もヒュンダイなんかが元気ですが、バイクメーカーのヒョースンは別に有名になったわけでもなく。
自動車とバイクは根本的に異なるものの、その根源となる部分は同じだと思うんですよね。
その証拠に、バイクメーカーは自動車の部品を作っていることが多い。 ホンダは言わずもがな、スズキもメインは軽ながら、自動車でも有名です。カワサキは川崎重工業で飛行機とかジェットスキーとか作ってるし、ヤマハもヤマハ発動機として小型ボートやジェットスキー、スノーモービルを作ってます。昔は2000GTなんかのエンジンやさらに昔には航空機のエンジン部品も作っていたようです。 BMWはバイクも車も有名だし。
まぁ車のメーカーはバイク以上に資本が入りますからね、そんな大企業はそうそうないのではないかと思います。詳しくは分かりませんが。
まぁ今の時代、バイクの存在そのものが趣味以外の何物でもない感じですから、いわゆるレジャー産業に近いのかもしれません。
しかも今から新規でメーカー作って新開発するくらいなら、すでに完成された日本製のや欧州製のバイクを輸入して売ったほうが利益が出そう。 新規参入するということは、それらのメーカーと真っ向から立ち向かわなければならないわけで。
膨大なノウハウと開発資金と人員の持つ大企業には、逆立ちしても勝てませんからね。
しかし自動車ならば、話は少し違う。
自動車は趣味性もありますが、それよりは必要性のほうが高い。バイクより便利だしね。
しかしだからといって、欧州や日本なんかの自動車は高額で、過剰ともいえる品質を持っている。
「そんなのは要らないからもっと安くしろ」というのが発展途上国の懐事情だから、そこらへんを狙って新規参入してゆけば、あわよくばその客層を取り込むことが出来る。
つまり、自動車は競合しないんですよね。
バイクは客層が有ってないようなものだから、どうしても競合してしまう。
だから中国からバイクメーカーは参入してこないのではないでしょうか。
韓国のヒョースンもミドルクラスを出してはいますが、正直言って品質はかなり劣る。
スペック値では「それなり」ではあるものの、実際にはやはり日本製の同クラスのバイクを比べると、それは顕著になります。
しかしその分、値段は安い。まぁそもそも日本の250㏄とか高すぎるんですよね。
だから日本のメーカーと競合しない。 だから生き残るわけです。
まぁヒョースンの発展の裏にはスズキの涙があるとかって噂も聴きますけどね… それが真実だったら許せんけど。
でもヒョースンのバイクって油冷なんですよねぇ。それがなんか、その噂を裏付けているような気もするのですが。
まぁそれは置いておいて。
でもやっぱり今の日本のバイクメーカーがここまでになったのは、「バイク黎明期」だったからではないかと思うんですよね。
まだバイクが技術的にも熟成されていなかった時代。 最新最高の技術の粋を集めたレーサーが、まだ空冷単気筒だった時代。
そんな時代を経てきたからこそ、今のノウハウがあって、今のメーカーがあるのだと思います。
今はもうバイクは成熟期ですからね。空冷は絶滅に近く、基本的にすべて水冷エンジンになっています。
それに怪しい技術の開拓はあまりされてません。ロータリーエンジン搭載しようとしたり、6気筒にしようとしたり、油冷にしてみたり。
「世界初」というのが、項目的に少ないんじゃないかと思います。
昔はDOHCでもすごかったし、4気筒なんてレーサー以外じゃ考えられなかった。一気筒4バルブというのもレーサー使用だったし、「ラジエター」という存在があこがれの的だった。
そんな一つ一つの感動や衝撃が歴史となってきて、メーカーの礎となってきたのです。
とはいえ、「今更新規じゃダメ」なんていうのではなくて、でもやっぱり苦戦は仕方ないと思いますね。
それにこれから日本のバイクメーカーは増えることはないでしょうね。もしかしたら、減ることはあるかもしれませんが。
うーん、4社ともに偉大なメーカーだから、この先何か有っても、存在が無くなるのだけは避けてほしいですね・・・
まぁ昔にはたくさんのバイクメーカーがあったのですけどね。 スバルもバイク作ってたし、カワサキに吸収されたメグロも、高い技術を持っていたわけですし。
この先どうなるのか、まったく分かりませんね。
ではまた。
メーカーのM。
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2011年2月19日(土)23:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理
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