ピック |
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| はい。
東京に行ってきました。しかし別に何か買ったわけでもなく。
とはいえ何も買わないのも癪なので、V-Pickなるものを買ってみた。
ギターのピックです。透明の。おにぎりの。
これが一つ630円もする。
なんでこんなに高いのか。材料が特殊なの?
他のピックと違うといえば、厚さと、硬いことくらい。
それとまぁ透明度という点でも他とはかなり違うかと思いますが、これってアクリルかなんかで出来てるのかしら?
それとも”象が踏んでも壊れない”ポリカーボネイトかなにか?
調べてみると、「強化アクリル」らしいです。
まぁ材料が分かったところで意味はないのですが。
で、帰宅して弾いてみました。
カッティングがしやすいと思います。 ピックが厚いことによって持ちやすく適度なリラックスが出来るのかしらね。
そしてピックが非常に硬いため、弦に当たっても通り抜けるような感覚。
「とんがり」の部分が適度に角度がついていて、これがちょうどいいのかな。 プラスチックとか、普通のピックだと「とんがり」の部分も微妙な丸みがついていて、これでカッティングをすると歯切れの良くない音になるのかも。
まぁ全部推測なのですけどね。
変わった気はします。まぁ600円なら許せるかな。
どっちにしてもオニギリピックを買う予定でもあったので。
僕はピックはオニギリ派です。
好きな材質も実はあります。
上の写真の黒いピック。これの材質がお気に入りで、ずっと使っています。もうこのピックで1年くらい、オニギリに目覚めてからかれこれ3、4年はこの材質です。
しかし残念なことに、この材質のピックは次々と販売されなくなってゆきました。昔はギブソンのもあったのに、今はないし。
材質は不明です。プラスチック的な素材なのですが、しなやかで手になじむ。今はもう書いてあった字も消えてしまいましたが、プラスチックと書いてありました。
今使ってる黒いのはタカミネのピックで、でもまぁ高いなんてことは全くなくて、普通に105円だったと思います。
しかしずっと使ってると角がとれて丸くなってきてしまって、これはこれで使い慣れてて良いのですが、やっぱり音も丸くなるきがする。
そして上の写真の左の白いやつを買ったのですが、これも普通のプラスチックピックとは少し違います。とはいっても基本的にはプラスチックで、やっぱり黒いやつがベストなのですが、黒いのはどこにも売ってない。
白いのはグレコので、黒いのがアレなので最近これを使っていますが、やっぱりなんか違う。まず第一に、黒いのより薄い。そして硬い。手になじまない。
フェンダーとかの白いピックありますよね。ピックの話をするなら、スタンダードがないと解説しても意味ないですしね。
そのフェンダーの白いのも使ってましたが、アレはダメ。手になじまないしツルツルしてるし、すぐ減るしへんに柔らかいし。
だからあーいう材質はダメなんです。
そして今回買ったV-Pickですが、これは合格ですね。やっぱり黒いのがベストなのは変わりませんが、持ちやすくてカッティングがしやすいのが良い。
これまで、大体ピックは使い切ったことが無いです。無くして終了するのが普通です。
まぁきっとみんなそうなのではないかと思いますが。
消しゴムと同じですよ。消しゴムを使い切るって、相当ムズカシイと思う。
そもそも消しゴムの寿命なんて、あるようで無いのです。どんなに小さくなっても、一応消しゴムの能力は失われたわけではないのです。
ただ、使う側の人間が小さすぎて使いづらいということで「捨てる」だけなのです。
ピックも同じです。僕のピックももう大分角がとれて丸くなってますが、ピックとしての機能は失われたわけではない。だから「使い切る」ということが出来ないのですね。
だから消しゴムも鉛筆もピックも、無くした時が寿命なのかも知れません。
このV-Pickの寿命はどれくらいかな・・・?
高かったんだから、すぐ逝くなよ。
長寿ピックといえば、ウチの母のピックがありましたっけね。30年前のギターとギターケースのなかに入ってたものなので、自然とピックも30年前ということになりますか。
母が僕と同じ年の頃に弾いていたギターですよ。高校時代に弾いていたギターが、弦も張りっぱなしでケースに仕舞われて、30年経って僕がそれを引っ張り出した。
僕が初めてギターに触れたのは、そのギターですからね。
そのギターで半年くらいブルーハーツの弾き語りを練習して、高校入学時にエレキギターを買って、そして今がある訳ですよ。
なんか、ノスタルジィとも違うけど、しんみりとするね。
あぁ歳とりたくねえ。
未だに僕の夢は不老不死。
ではまた。
そういや銀座の山野楽器の本店?に行ったのですが、エレキ売り場の店員ってアレ売る気まったくないね。 最初は「あぁ接客がうるさくなくていいわ」と思ったんだけど、違いましたね。「見るだけは客じゃない」みたいな感じ。眼中になかったもんね。 まぁ陳列してるギター全部高額なのと、僕がみるからに若造なのもあったんだろうけど。何その舐めた態度。もう行かねえ。
ではまた。
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2011年2月27日(日)21:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理
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