君と僕と幼女(Ⅱ)
 
犯罪者になるつもりは毛頭ないというのだ。ベーシストよ、変態であれ!
 


夜の雨 包まれたるは 狐かな

はい

昼間は本格的な降りじゃなかったのですけれども、夜になって普通に降っております。
まぁいいけれど。

てなわけで、今日はゲーセンに行かず。

代わりと言っては何だが、腹が減った。減っただけで、食ってないけれども。



最近はギター(電気)が弾きたくて堪りません。ダブルチョーキングがしたい。

まぁ明日には仕事が終わるので、明後日には帰れるのですけれども。明後日に帰って、日曜にスタンダードな日常に戻るのかな。
日曜に雨だったらどうしよう。



腹が減った・・・



最近、寝つきが悪い。
12時に床に就くも、寝付くのはどうやら2時過ぎで、必ず5時に一旦ぱったりと目が覚める。だけれどまだ早いから6時まで寝る。6時には、先ほどのようなスッキリとした目覚めではなく、まだまだ寝て居たいようなまどろみの中。
これが、なぜだかずっと続いている。

そうして仕事中も眠くて敵わないのだけれど、暇を持て余すからと云って寝て良いと言うわけではない。大人しく珈琲を飲みつつマインスイーパをする。時間つぶし以外の何ものでもない。

仕事がおわる。帰宅しても、特にするべきこともない。だから最近は散歩を兼ねてゲーセンに行くのだけれども、生憎と今日は雨だから行かないことにした。

晴れていても雨でいても、睡眠時間を補うために昼寝をする。とはいえ僕は普段から睡眠で幸福な人間であるから、いくらでも寝て居たいくらいである。

今日も帰宅して6時に床に入ったのだけれども、何やら昼寝でも寝つきが悪いようで、寝入るのが中々に難しい。
寝入ったら寝入ったで妙な夢は見る、日中の珈琲が利くで目が覚める。

・・・大分寝たようだ。
といっても、寝つきが良くなかったから良い睡眠とは言えないし、事実あまり寝た気がしない。けれども時間が経っているのは確かに感じた。

時計を見る。

――7時。
この時計によれば、まだ1時間しか経過していないというのだ。いやしかし、そう云うことであれば継続して寝ようじゃないか。

そうして、僕はまた眠りについた。


大分時間が経った。少なくとも、僕はそう感じた。

目が覚めたのはいいけれど、何やら違和感を感じた。
寝すぎたようで、もう6時間ばかり寝ていただろうか。12時、もしくは前後といったところだろう。
今は何時だ。時計を見ようとする。

・・・体が動かない。
金縛りの類ではないようだけれど、なにやらおかしい。
時計を見たい。ちょっと用を足したい。・・・起きたくない。
起きたくないと思った。まだ夢の中だとでも云うのだろうか。寝言は寝て言うものと相場は決まっている。

不思議だった。
もうこのまま朝まで寝てしまおうか。あと何時間だろうか。

考えを巡らせているうちに、今度は自然と身体が動いた。もはや時間を見たいと思わなかったはずなのに、僕の手は時計をとり、僕はその時計を見ていた。

――8時、だ。

2時間しか経っていない。
暗闇とかすかな灯のなかで、僕は手に持っている時計を何度見返しても、8時だった。

おかしい。どう考えてもおかしい。
しかしこの場合、おかしいと云うのは時計なのか、僕の頭なのかといえば、僕の頭だろう。然もありなん。

だけれど、おかしいと云っても損をしたわけでもないから、黙っておくことにする。

今にして思えば、珈琲を飲んだ割には普段よりも寝入りが早かった。先に寝付きが悪かったと書いたけれども、寝つきが悪くもあり、良くもあり、すでに異様だったのかもしれない。

結局、何が起こったのかはまるで定かではない。
けれども狐に包まれたような気持ちは、布団のように温かくなかったのは確かである。



窓の隙間からは、風が彪と音を起てていた。



2009年8月27日(木)22:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

コメントを書く
題 名
内 容
投稿者
URL
メール
添付画像
オプション
スマイル文字の自動変換
プレビュー

確認コード    
画像と同じ内容を半角英数字で入力してください。
読みにくい場合はページをリロードしてください。
         
コメントはありません。


(1/1ページ)