君と僕と幼女(Ⅱ)
 
犯罪者になるつもりは毛頭ないというのだ。ベーシストよ、変態であれ!
 


Un rat de bibliothèque ~ 本の虫

はい。

特に書くことはございませんね。



では最近読んだ本を一つ。
神永学「心霊探偵八雲」

買ったのはちょっと前なのですが、昨日に読了致しました。
昔はこういった心霊みたいなものは全く興味がなかったのですが、最近はむしろ好きですね。

これは心霊ミステリーですけれども、ミステリーってのは人間だから面白い。大体、幽霊が出てきてしまったら、何でも有りになってしまう。
しかし心霊ミステリには、やはり心霊にまつわるミステリがありますからね、話としては面白いわけです。

この本も面白かったなぁ。
シリーズで出てて人気もあるみたいなので、それらも読みたいところです。



ところで小説とラノベの違いというか、境界が分かる方はいらっしゃいませんか。
僕は最近なんだか曖昧なのですけれども。


Wikipediaによりますと

ライトノベルとその他の小説の境界は曖昧であり、そもそもはっきりとした定義を持たないことから、「ライトノベルの定義」についてさまざまな説がある。

* ライトノベルを発行しているレーベルから出ていればライトノベル
* ライトノベルは「ジャンル」であるため、出版社がライトノベルと宣言した作品ならばライトノベル
* マンガ・アニメ調のイラストを多用していればライトノベル
* キャラクターを中心として作られていればライトノベル
* 青少年(あるいは中高生)を読者層に想定して執筆されていればライトノベル


4番目のキャラクターを中心にして~ってのは違うと思いますけれども、1番目、2番目あたりが尤もらしいかな。

とまぁ兎に角、定義は曖昧にございまして良く分りません。
ライトノベルはやはりアニメ調のキャラクターが描かれている事が多いことから、一般(オタク嫌い)の人がはた目からラノベを読んでいる人を見て「オタクだ」と決めつけ勝手に嫌悪感を露わにすることがありますね。

しかしラノベの本質は小説と変わりなく「文章」です。従って、どんなに素晴らしい絵がついたところで作品自体が面白くなければ読まないし、売れないのです。ジャケ買いもあり得ますが、やはり口コミで広がるというのが良い作品である証拠なわけです。



最近はなんだかラフカディオ・ハーンが読みたくなりました。以前に買ってあったものを読んでますが、面白いです。
ラノベよりも面白い。いや、「面白さ」にも色々あるのでなかなか比べることは敵いませんが、それでも僕としてはとても文学的価値が高いというか、素晴らしい本だと思います。

同様に遠野物語も読みたいけれど、拾位でないほうの遠野物語は言葉遣いが古いので読むのに神経を注がないとなりませんね。それでも一つ一つが短いので理解してゆくのも一つの楽しみです。

僕は本を読むと周りが見えなくなるので、人の話を聞きながら読むなどと云う事はできません。だから読書は本当に読む時間を作らなければ読めないのですが、もし会話しながら読めても本当に楽しむためには「読書」という時間を作って集中して読むのが一番だと思います。



僕は読んだ本は本棚に納めないと気が済まない性分です。というのは、「読んだあと出しっぱなし」とか謂う話ではなくて、つまり読んだら蔵書にしたいという事です。
「人の本棚を見れば、その人の思想が分かる」といいますが、それは本当のことだと思います。
兎に角僕は、漫画でも小説でも買って自分の所有物とした本が一番落ち着くのです。
それでも本に割く資金は限られてますから、人や図書館から借りることだってあります。

僕は借りた本を読んでいると、ひどく後悔というか、悔しい思いに駆られるのです。そしてそれはその本が面白ければ面白いほど強いのです。
何でかと云えば、返却してしまえば蔵書にならないからです。漫画だって、買った本は本棚に入れていつでも読める様にしたいわけです。

しかし僕は漫画が大好きで、欲しい漫画が兎に角たくさんあるのが問題です。
僕はジャンプなど軟弱なものは読みませんけれども、気に入った本があれば単行本で買います。最近のジャンプは腐ってるとしか思えません。結局、出版社は売れればいいから物語なんて破綻してるんです。ブリーチとか、ナルトとか、人気があるために、作者の意図から外れてストーリーが破綻するなんてのはあってはならないことです。


兎に角、漫画は小説と違って冊数が多いから、スペースが足りない訳です。今のところはまだギリギリですが、これが現状維持ってことは考えられないのですけれども、本棚を買うほど部屋に余裕もないから結局どうするか迷います。

小説も欲しい本がたくさんありますから、僕は本屋にいると幸せな気分になれます。しかしずっと立っていると足が痛いし腹痛になるし立ち眩みするし、兎に角環境としてはあまりよろしくない。
それならば図書館がいいじゃないかというのも頷ける話ですが、先述したとおり、僕は蔵書することが趣味と言っても過言じゃない訳です。その割に増えてゆくペースは牛歩ですけれども、とにかく本棚に新しい本が増えてゆく時の、あの感じ。
それを得るための、買おうか買わないか迷って本屋を闊歩するのも楽しみの一つなのです。



2009年10月7日(水)21:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

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