君と僕と幼女(Ⅱ)
 
犯罪者になるつもりは毛頭ないというのだ。ベーシストよ、変態であれ!
 


zero

はい。

こういう休日ってのは、どうでしょうね。
僕なんかは何もしてないと、殊更に罪悪感に満ち溢れちゃうので自然と鬱に入っていきますけれども。

まぁだからって何をしていても罪悪感なので、どうしようもないんですけどね。

僕は不幸を望む訳じゃないし、幸福だってことは良いことだと思っておりますし、一応、ある程度の幸福を望んでもいるわけです。
しかし僕は、たぶん付き合いのある友人よりも恵まれていると思うんです。

その恵まれているのが、僕にとって罪悪感の根源なんだと思います。

例えば僕はバイクに乗りますが、普段乗ってるバイクは借り物です。自分の物でもないのに、自分の物のように使える。贅沢です。罪です。

ベースだって、始めて間もない頃に買いました。バイト代などをはたいて買いましたが、贅沢です。罪です。

家に使ってないアンプとスピーカーが有ったので使ってますが、これもかなり高価な代物で、贅沢です。

月に貰う小遣いですら、働いてもいないのに自由に使っていい筈がないと思って使うことが躊躇われます。
そのくせ欲しいものは尽きませんけども、これはまぁ人間だからしょうがない。


つまり、身分不相応なことは、僕にとって罪なわけです。
バイク仲間だって、借りものにせよバイク持ってるじゃないか、っていうのとも違って、僕はバイクも乗ってるし、車も普段から乗れる境遇です。そういったように、一つの贅沢が同じ境遇でも、それらが複数重なっていることは、その分贅沢なわけです。その分罪なわけです。


身分不相応なわけです。何をとっても、そういうわけです。
基本的に馬鹿で、そのうえ最近は記憶力も目に見えて衰えています。身分不相応に磨きがかかってるわけです。
「身分相応」からの差が開くほど、罪悪感が滲んできます。

そんなわけで、最近は人と話すこともままならない状態かもしれません。人と話すことが不相応なのではなくて、僕がその輪にいることが身分不相応。

つまり、周りではこんなに楽しく話を繰り広げていても、僕はこんなだから妙に冷静で、気づいてしまうと途端に面白くなくなってしまう。
会話の内容が、とにかくアホらしく感じてしまうことも多々あって、そう考えてしまう自分に罪悪感。
感じつつ、どうやら最近は、実はそういうものなのかも知れないと思いつつ。


バンドでのセッションなんかはすごく楽しい。身分不相応なベースを使っていても、やっぱり楽しい。

身分不相応なベースを弾くことは、不思議とそれほど負い目を感じませんが、そんなベースを所有していることに負い目を感じます。
ベース自体には、とても満足しているのです。良いものがゆえに、負い目を感じるのです。


これをマーラーっていうのでしょうかね。いや違いますね。マーラーは欲とかそういうものだった気がする。


そしてこんな晴れた休日だってのに特にすることないのも、駄目ですね。
まぁこんな真昼間っからブログ更新に励むくらいですからね、どれくらい暇かはお察しの通り。


ではまた。



2009年11月7日(土)15:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

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