アニヴァーサリィ |
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| はい。先日、記念すべき300回目の更新だったわけですね。
まぁ厳密に言えば記事が消えたりしてたりしなくも無いのでアレなのですが、とまぁ今年の2月ごろから始め、ここまで続けてるのも見てくれる人がいるから、なのでしょうか。
それにしてもこういうアニバーサリー的な記事で、内容が病的なのってどうでしょうね。いや、まぁこのブログの半分は鬱で出きてますから、わりと記念するならブログ全体を端的に表す記事のほうがいいのかも知れませんね。
名は体を表す、です。
さて画像ですが、友人に借りることができたエフェクターです。アリオンの、TUBULATOR。
その筋には結構有名なエフェクターで、値段からは考えられない素直な音がするとのこと。
名前が素敵。その名も「ツブレーター」
真空管は英語でTUBEなんだから、普通はTUBELATORになるハズなんですけどね。 なんでも製造者が洒落でこの名を付けたのだとか。
このエフェクター、定価は約3000円ほど。国内有名メーカーのBOSSの安いものでも定価8000円ですし、有名メーカーのだったら3万・4万は割と珍しくも無いエフェクター界において、アリオンは初代激安エフェクターですね。
初代と言うのは、今は技術の進歩か知りませんが、昔よりも沢山安価なのが出てます。 ベリンガーとか、サウンドハウスとかね。そのなかでも古くからあるのがこのツブレーターでございます。
安い=使えない、なんてことはありません。音ってのは高ければ高いほどいい音がするわけじゃないのですね。
さて弾いてみた感想ですが、これぞオーバードライブって感じですね。
オーバードライブってのは、その名の通り元々は真空管に過大な信号を流したときに、通った信号が歪んで出力されることを俗に言います。 ギターのエフェクターの、最も基礎に当たるエフェクターがこの「オーバードライブ」です。
まぁその辺は割愛。
で、オーバードライブってのは単体じゃあまり歪みません。だから歪みを期待して買うと、「アレ…?」ってなります。
ツブレーターは、ちょっと音がこもりがちですが、トーンツマミも付いてるのでその辺は問題なし。 このエフェクターは歪みが足りないと思って最大にしてしまうと、美味しい所が生かせない気がします。
使い方はブースターがいいとも思いますが、エフェクターの性質として高音域が削られて丸くなるので、あまりジャキジャキしたのには向いてません。
ツブレーターと名は付いてますが、音は潰れないで粒が揃ってる感じ。気持ちいい。アッー!
安いエフェクターを批評するとき、「値段の割に・・・」というのが付き物ですが、このエフェクターはBOSSのと比べたとしても遜色ないように思います。BOSSのもそんなに試したわけではないのですが。
BOSSもエフェクター界では割と安い部類にはいりますね。それとスタンダードとして考えられるケースが多くて、「BOSSの○○に比べて~」とか、「BOSSの○○に似たタイプ」とか謂われます。
まぁ安かろう悪かろうってのは音に関しては必ずしも当てはまりませんが、筐体を見ると「いかにも」ですよね。 裏フタ以外は全部プラスチックです。まぁそう簡単には壊れませんが、ガツガツ踏んでるとあっと言う間にイッちゃうかも知れませんね。
そしてこのエフェクター、巷ではTS系とか謂われます。TSってのは、有名なエフェクター、「チューブスクリーマー」のTS9、TS808とかを指してるのですが、これが一昔前に一世を風靡したもので音に特徴があって、とても人気があります。
TS系は中域が盛り上がり、バッキングに向いている。かといってモコモコなのではなく、「音に艶がある」などとよく言いますね。だからバッキングのみならずソロでもゴキゲンです。
僕は生のTSを試したことがないので詳しいことは分かりませんが、確かにTS系だとは思います。 TSは1万5千円くらいするので(ヴィンテージものは5万超え)、手軽にTS系を試したい方には最適です。
どちらにせよ損だけはしないハズです。使えますね。
なによりギャップ萌え。
ではまた。
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2009年12月14日(月)20:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理
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