君と僕と幼女(Ⅱ)
 
犯罪者になるつもりは毛頭ないというのだ。ベーシストよ、変態であれ!
 


『運命』『星屑』『鮮血』

『あなたは運命を信じますか』


という問いかけに大して、僕は胸を張ってこう言える自信がある。
「そんなものはありません」
僕は運命なんてものを信じない。
なぜなら運命とは在って無いようなもの、すなわち無いものなのだから。


仮にAとBとCという選択肢が在ったとしよう。

運命があるというのなら、このうちどれを選んでも「それは運命だった」となり、自己の意思は介入していないことになる。
また自己の意思が介入していた末の運命だとしても、結果は同じなわけだが。

1から無限までの数字をただ一つ選んでも、「それは運命だった」の一言で済む。

つまり、どのように行動しても「運命」という後付けの考え方で自己を否定され、あらゆる意志の介入を排除する。
運命とは、実に下らない考え方だ。


しかしながら、偶然にしては余りにも出来過ぎたシナリオが発生した場合には、――運命なんてものが存在するのではないかと思ってしまうこともある。

いや、そう考えることが何より下らないのだが。






はい。
さて昨日更新しようとしましたが、帰宅が遅れてしまい面倒になったので寝ました。
で、もう外は暗いですね。今日は何もしてません。

あ、久しぶりにベースを弾きました。
ベースは久しぶりなのですが、アコギとかはちょくちょく弾いていたので左手の運指は特に鈍った様子もなかったのですが、右手のフィンガー・ピッキングは酷い有様でしたね。

まぁそんなこんなで弦ももう3カ月以上張りっぱなしな訳ですが、さすがにスティングレイも可哀そうです。

しかしながらもうそろそろ春休み、実家に帰るのですが、さすがにスティングレイと荷物を持って電車に乗って300キロという訳にはいかないので、家に置いて往きます。

だから今弦を張り替えても、1カ月近く放置しなければなりませんね。
よって、新年度まではこのままでいきます。


さて特に書くこともないなぁ。
先日買った本も、積本してるし。


まぁアレですね、まだ進級が確定したわけではないので、気が抜けません。
しかし土曜ということで気が抜けてしまっていますね。
よくない。



ところで今日の見た夢は2か3ほど覚えているのですが、1つはベースを弾く夢でしたね。
フリーベースっぽいやつでした。
それで星屑ユートピアを弾いていたのです。
どんだけ僕は星屑が心に引っ掛かってるのでしょうね。

弾かなきゃーと思い続けてはや数カ月。
一気にやっちゃえば3日とかからないのですが、なかなかやろうという気にもなれず。

時折検索で「星屑ユートピア TAB」などでこのブログに行きつく方もおられるようですが、生憎とまだその段階には達しておりませんね。残念ですけど。





さて最近ちょっとした怪我をしたのだが、出血する怪我というものは久しぶりである。
もうこの年頃ではヤンチャをしないため、怪我をすることもあまり無い。

だからということも無いのだが、血が出て新鮮だったのだ。


一枚皮を捲れば、これでもかというほど溢れだしてくる血液。

しかしながら体内に循環している血液を苦手だという人もいれば、見たときに新鮮だという人もいる。
ここが如何に平和か、ということでもあるけれど、今はそれは置いておこう。

自らの命ともいえる血液がこれ以上ないくらい身近にありながらも、存在が遠い。
そんな矛盾はそうそうないくらいの矛盾。

怪我をして血が出て、吃驚する。
そうではなく、怪我をすれば血が出るのだが、そんな当たり前のことに気がつかない。


まぁ何が言いたいのかというと、僕が実はMだった――なんてことでは勿論なく、溢れだす鮮血をみて興奮する性的倒錯者でもない。

ただただ単純に、『あぁ、生きてるんだなぁ』という普遍的な、今さら述べるようなことでもない、当たり前の感想を漏らすのみである。

しかしながら、今の日本人には特に、「生きている」という実感や認識がない様に見受けられる。

「飯が美味しい」「疲れた」「忙しい」という主観と、「美味しそう」「疲れてるみたい」「大変そう」という客観。

普段、我々は「生きている」ということを客観で捉えているように思う。
その上、思う頻度はかなり少ない。

「生きている」と主観で思うことは、実はなかなか無いのだ。
今回出血して、初めて知った。


みなさんも、偶には出血してみることをお勧めする。


――というのは冗談だが、もとい、時には『生きている』と思うことをお勧めする。



2010年3月6日(土)18:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

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