君と僕と幼女(Ⅱ)
 
犯罪者になるつもりは毛頭ないというのだ。ベーシストよ、変態であれ!
 


住み為すものは

暇である。

昨晩は何をしたのか覚えていない。
暇だったのだと思う。

朝、目が覚めたら9時頃だった。
気がつけばまた眠りに入ってしまい、次に起きた時には寝過ぎたと思った。
感覚的にいえば、すでに午後4時だった。

しかし時計を見れば昼の12時を少し回ったくらいで、体内時計が狂っているのかも知らぬ。

それはそうと、起きたら起きたですることもない。
ベースの弦を張り替えたものの、弾く気にはあまりならない。
アコギの弦も然りだ。

そうして1日中無気力に机の前に座り、何をするわけでもなく板チョコを食い炭酸を摂取する。


暇である。
ギターがある。ベースがある。
暇である。



夕方ころに、旧友から電話が来た。
月に1度程度、こうして電話が来る。

話す内容と言えば、とても人には聞かせられないものだ。
真面目に不真面目、天真爛漫にして天邪鬼。
しかしながら今回は至って真面目な内容で、ともかく人には聞かせられる程度の話だった筈だ。

なんとつまらないことだろう。
なんと暇なことだ。




読むべき本が、それこそ山積みだ。
いや、強制されて読むべき本などこの世には在りはしない。だから読みたい本というべきか。

それが、とにかく多い。
1日1冊でも1月かかる程度に山積みだ。
そして1日1冊も読めない。
さらに言えば、なかなか読もうという気が起きない。


暇である。
本がある。
暇である。



今日は晴れた。
陽が出ていたわけでないが、晴れていた。
昨日バイクに乗った時は夕方だったから、寒かった。
それでも楽しかった。
昨日も晴れていた。
昼間に乗れば、寒さも幾分かは和らぐだろう。
晴れた日のバイクは楽しいだろう。


暇さえあれば乗りたいバイク。
暇であるのに乗らないバイク。

暇である。





住み為すものは、心なりけり。



2010年4月5日(月)22:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

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