君と僕と幼女(Ⅱ)
 
犯罪者になるつもりは毛頭ないというのだ。ベーシストよ、変態であれ!
 


胡蝶の

はい。

引きこもりって楽ですよね。
いや、引きこもりじゃなくって、引きこもれる環境ですね。
引きこもりは目的じゃなくて手段ですものね。

でも人間としては駄目ですよね。
自分の生きてる価値を疑いますよね。


とまぁこのように、引きこもると精神衛生上悪いです。
多少無理やりにでも外出したほうがいいのかも知れませんね。


今日は曇りで雨でしたので、晴れたらバイクに乗ろうと思っていたのに残念でした。
そしてずっと「ひぐらし」を見てたのですけどね、面白いですね。引きこもって見てました。

昨晩も帰宅して見始めたのですが、9時間くらいずっと見てましたよ。
で、案の定見た夢が、腕をのこぎりで切断する夢ですよ。

もちろん痛覚はないのですが(あったらヤバい)、『想像しただけで痛い』という言葉の通り、夢ながらかなり痛かったですね。


その夢と言うのがですね、相手の腕を切りながら、自分の腕を切られるという夢なんですよ。
顔は見えないけど互いに敵同士みたいな感じですね。
お互いに右にのこぎりを持って、お互いに向かい合って左腕をゴリゴリとしてるわけですよ。

ああ、ひぐらしパワーだなぁ。


そういうわけで寝覚めは割と最悪でしたね。
まぁそれでもまだマシな方かも知れません。

何度か言及した覚えがあるのですが、僕の悪夢では、追われる夢が多いです。

それが妙にリアルで怖くて、決して逃げきれず、あと一歩のところで捕まることもない。
一時的に捕まっても、まぁ一方的に斬られたり突かれたり刺されたりしますね。

ホントに怖いです。
深層心理とかが現れるとかって言いますけど、深層で無い部分も現れてますね。

まず「逃げ切れない」というのは、僕自身が体力無いというのを認識しているからです。
また「一方的な暴力」というのも、僕に力が無いのが自ら知っているからですね。

あとは追われる状況なのですが、これも否定する要素が見当たりません。
夢ばかりはどうしようもないですからねぇ。

だから今回の夢は、割とマシな方なんですよ。
まぁ毎日こんな夢ばかり見ているわけじゃありませんがね。


楽しい夢っていうのは残りませんね。
楽しいというのは偶発的なことですから、経験として残す必要がないのでしょう。

逆に恐怖の夢というのは、ある種のシミュレーションを兼ねているのかもしれません。
人間も動物である以上は、恐怖に対して危機感を持たなければ生きていけません。
危機感のモチベーションを維持するためにも、トラウマを刺激しているとも考えられますね。


人はなぜ夢を見るのか。
先述のとおり一言で表すとシミュレーションだと思います。

夢を見てる本人は夢だと思わない。
つまり、どんな訓練よりもリアルな訓練といえます。
おまけにゲームみたいに痛覚もないですしね。
またゲームのように、第三者的視点で自らを操ることもなく、その場に置かれた状況で、自らが行動する。

だからこの先どれだけゲームが進歩しても、夢に勝るゲームも訓練も、永久に出現することはないでしょうね。

まぁ難点をいえば、当人が常識的でなかったら、夢の中で設定を無視して、いきなり空を飛んだりなんでも斬れる日本刀を振り回したりしちゃうところでしょうか。

あいにく僕は、一度たりとも空を飛んだことはありませんし、非現実的な武器を手にしたこともありません。
また、いつもと逆に、一方的に相手を傷めつけたり、それどころか喧嘩をして互角になったことすらありません。

哀れな奴ですね。
それこそ、なんて夢が無い。

まぁ夢で飛べても現実で飛べない以上、意味はないのですけどね。

それこそ、自らが蝶にでもならない限りは、舞うことなど叶わない。
そして蝶になったときには、自らが人間であるなどとは思わない。
人間に戻って、初めて自らが蝶になっていたのだと思う。

しかし、本当に蝶になっていたのか。
蝶になった夢を見ていただけではないのか。

蝶になったという可能性は、蝶になった夢を見ていた可能性と等しく存在し、等しく存在しない。


胡蝶の、夢。


ではまた。



2010年4月10日(土)21:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

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