君と僕と幼女(Ⅱ)
 
犯罪者になるつもりは毛頭ないというのだ。ベーシストよ、変態であれ!
 


はやぶさ/マクスウェル

はい。

http://www.jaxa.jp/projects/sat/muses_c/index_j.html

小惑星探査機「はやぶさ」の持ち帰ったサンプルが、小惑星イトカワのものであると判明しましたね。
色々と思うところはあるのですが、それを表すことは出来ないし、それを表す言葉がないし、在ったとしても僕が言うのもなんか違うと思います。

というわけでこの話題はこの辺で。



次。

http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/news/contents_j.html?suffix=k&mode=top&topics=12513

『情報をエネルギーに変換することに成功』

「何を言っとんじゃ」と思われるかも知れませんね。僕も思いました。だってジョークだと思ってましたからね。エイプリルフールじゃないんだよ、的なね。




以下、簡単な解説

「熱とは何か」という疑問は、あまりにも身近すぎて考えないかもしれない。もっと身近に言えば、「熱い・冷たいとは何か」という問題である。
同じ物体でありながら――例えば「水」と「湯」は、名前が違う。これらのたった一つの違いは温度である。
温度の違いはどこから来るのか。

実は、温度の違いとは「分子の運動」の違いなのである。
熱いほど分子が激しく動き回り、冷たいほど動きが小さい。
同じように、湯のとき、水分子は高速で動き回る。冷水の時にはあまり動き回らない。

もちろん一つひとつの分子は目に見えない。しかし、感覚として(知らないうちに)とらえているのである。

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1.ここに一つの箱があるとする。その中はカラで、空気が入っている。中の空気は、均一の温度である。

2.そこに仕切りを入れる。つまり、箱の中を二つの部屋に区切る。この仕切りには、一つの機能がある。その機能は「速い分子だけを通過させる」ことである。

3.この仕切りがあると、一つの部屋は速い分子だけが集まり、もう一つには遅い分子だけが集まることになる。つまり、高温の部屋と低温の部屋に分かれる


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以上が簡単な原理です。分かりましたでしょうか?

経験的に、「高温はエネルギーが高く、低温は低い」、「エネルギーは高いところから低いところへ流れる」というのは何となくわかると思います。水の入った容器を火にかければ熱湯になるし、熱湯は放っておくと常温になります。


空気はどこにでもあるものですが、「仕切り」を用意するだけでエネルギーを取り出すことが出来るのです。

この仕切りのことを、マクスウェルの悪魔といいます。
厳密には仕切りだけではなく「分子を観測し、仕切りを操作する存在」のことをいいます。


ここでミソなのは、「悪魔は仕事をするが、仕切りは仕事をしない」ということ。
つまり、"箱と仕切りだけあっても、操作する人が居なければ分子は分別されない" ということです。


一見すると、これは永久機関です。
しかし悪魔が観測・操作することにエネルギーを使うので、永久機関ではないということになります。


マクスウェルの悪魔が観測し「速い原子かそうでないか」を判別するのが【情報】であり、それによって得た熱が【エネルギ】なのです。


だから今回の実験は、「情報をエネルギに変換した」ということになります。





なんだか分かりにくくなりましたね。


要約して1行で書くと、
「一見すると無から有を生み出せるよ」
ということです。


すごいね。
これからの発展に胸と夢と希望と期待が膨らみまくりんぐ。



ではまた。
気づいたらこんな時間。

僕の時間よ、どこへいった。



2010年11月17日(水)00:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

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