平和主義者が戦争を起こす |
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| はい。
更新サボりすぎワロス。
なんか更新する意味がないような気がしてね。 いやもちろん意味はないんだけど。
それよりもね、気分が悪い。 体調的な話ではなくて、気分が悪い。
イライラしますわ。 どうしようもないけど。
なんか北朝鮮が韓国に色々やってるみたいですね。 何考えてんだか分からないのはいつも通りですが、韓国の出方次第でしょうかね。
しかし今まで"太陽政策"といって、韓国は北朝鮮に寛大な対応をしてきました。
「北朝鮮のガキな態度を改めさせるには、圧力ではなく温情が必要なのだ」 という考えですね。実に平和主義で良いことです。
しかしそれが何をもたらしたか。
それは今のこの状況を見れば明らかですね。 結局、"温情"とやらは全く功を奏さず、今は核の脅威におびえるばかり。
日本だってボケてる場合じゃないです。
平和主義者が戦争を起こす。
戦争とは、一方的な悪がいて善が打ち滅ぼすのではない。
突発的に発生するものでもない。
戦争とは「外交」なのだ。 究極の外交手段であって、無意味な暴力が目的ではない。
確かに戦争は回避できるに越したことはありません。だれだって好きではないですから。
しかし外交手段それ以上ないとき、最後の選択としては戦争しかありえない。
「戦争反対」と狂ったように喚くのは結構ですが、批判をするには代替案を示さなければならないというルールを知らない馬鹿では困ります。
現状、戦争に代わる"究極の外交手段"は存在しない以上、最終的には戦争しかないわけです。
さてそれは置いときまして。
戦争の前段階には、様々な外交があります。 例えば10のステップの末に戦争があるとした場合、それまでの9回のチャンスで戦争を回避することは可能だったハズです。
第一次世界大戦、敗戦国のドイツの話。
敗戦したドイツは、第二次世界大戦の枢軸国になります。
「外交」を災厄にまで巨大化させるまでに活躍したのが、平和主義者です。
彼らはドイツが不穏な動きを見せているのにもかかわらず、「武力反対」などと喚いて、なんら対策をとらないままでした。
「戦争は嫌だ」と言い続け、戦争を研究する人も「戦争家」と批判しました。
戦争は嫌です。誰だって嫌です。国の支配者だって嫌です。
しかしそうして宥和政策(大目に見る政治)をしている間に、ドイツは一方的にヴェルサイユ条約を破棄、ポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発するのです。
そうなる前に叩き潰す方法はいくらでもあった。 「武力反対」「暴力反対」「戦争反対」などと批判していながら代替案など考えもせず、対策をとらずにいた結果が「災厄」だ。
ヨーロッパ各国のドイツに対する政策を「宥和政策」といいます。 「ガキなドイツの姿勢を緩和するには、こっちが大人になって相手のやらせたいことさせてやれば良いんだ」という政策です。
韓国の北朝鮮に対する太陽政策と同じです。
しかし違いが一つ。
現代は「核の時代」であること。
本当に北朝鮮が核兵器を保有していたとして、北朝鮮がその気になればソウルに一発。それでおしまいです。
まぁその後の影響は、主に日本に悪影響でしかないでしょうけどね。
真に平和主義者を名乗るなら、「平和の為に出来ること」と現実的に考えなければならない。
「平和を願っています☆」では駄目なのだ。そんなのは結局、全部丸投げしているにすぎない。自分は無関係だと。
医者は病気と闘う。 そのために病気を研究する。 病気の弱点を突き、病気を治療する。
戦争だって同じだ。 戦争を研究し、相手を研究する。 いかに犠牲を出さないか。いかに短期化するか。
戦争のことを現実的に考える人間が戦争家だというのはまだしも、それを理由なく批判し、何もしていない自分は平和主義者を名乗る。
平和主義者とは何もしないことではない。 平和を願うだけが行動でもない。 平和の願いは世界を救わない。
平和の為に何ができるかを、現実的に考える。 その為に戦争を知り、外交を研究しなければならない。
いつだって自称「平和主義者は戦争を起こす」のだ。
ではまた。
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2010年11月23日(火)21:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理
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